「朝起きた瞬間から、なんとなく首や肩が重い」 「枕が合わない気がして、何度も買い替えている」
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、その原因は「寝具」ではなく「寝ている間のクセ」にあるかもしれません。
特に要注意なのが、無意識のうちに行っている『隠れ食いしばり』です。
今回は、朝の不調の黒幕かもしれない「食いしばり」のセルフチェック方法と、今夜からできる対策をご紹介します。
関連記事:
不眠に役立つおすすめグッズ5選|睡眠の質を上げるアイテム総まとめ
逆効果かも?「温める」と「冷やす」の間違いだらけの常識。捻挫・腰痛の正しい対処法
腰が限界な在宅ワーカーへお勧め。格安で導入できる「後付けランバーサポート」
なぜ「食いしばり」で首が痛くなるの?
寝ている間、私たちは無意識に体重の約2倍(60kg〜100kg相当!)もの力で歯を食いしばっていることがあると言われています。
この強烈な力が長時間続くと、以下のような悪循環が生まれます。
- アゴの筋肉(咬筋)がガチガチに固まる
- アゴと繋がっている「首の筋肉(胸鎖乳突筋など)」が引っ張られる
- さらに頭の横の筋肉(側頭筋)も緊張し、頭痛を引き起こす
つまり、朝の首の痛みは、「夜通し筋トレをして、筋肉痛になっている状態」に近いのです。
30秒で診断!「隠れ食いしばり」セルフチェック
自分では気づきにくい食いしばり。鏡を持って、以下の項目をチェックしてみてください。1つでも当てはまれば要注意です。
- [ ] 舌の側面が波打っている(歯の跡がついている)
- [ ] 頬の内側に白い線がある(上下の歯が噛み合うライン)
- [ ] 朝起きるとアゴがだるい、口が開けにくい
- [ ] 冷たい水が歯にしみる(知覚過敏の傾向)
- [ ] 日中、気づくと上下の歯が接触している
Point: 通常、リラックスしている時は「上下の歯は離れている」のが正常です。触れているだけでも筋肉は緊張しています。
今夜からできる!3つの対策
「食いしばり」はストレスや習慣が大きく関わっているため、完全にゼロにするのは難しいですが、負担を減らすことは可能です。
1. 寝る前の「耳回し・アゴほぐし」
食いしばりの筋肉を寝る前に緩めておきましょう。
- 耳回し: 両耳を軽くつまんで、横に引っ張りながら後ろに5回、前に5回ゆっくり回します。
- アゴほぐし: 頬骨の下あたり(グッと噛むと盛り上がる場所)に指の腹を当て、優しく円を描くようにマッサージします。
2. 「枕の高さ」を見直す
意外かもしれませんが、枕が高すぎると気道が狭くなり、体が無意識に力を入れてアゴを引こうとするため、食いしばりが起きやすくなります。 「少し低いかな?」と感じるくらいの高さ、あるいはタオル枕などを試してみてください。
3. 歯科医院で「ナイトガード」を作る
これが最も確実な物理的対策です。 歯医者さんで、寝る時専用のマウスピース(ナイトガード)を作ってもらいましょう(保険適用で作れる場合がほとんどです)。 歯を守るだけでなく、アゴへの負担をクッションのように吸収してくれます。
まとめ:首の痛みは「アゴ」からのSOS
「たかが歯ぎしり」と放置していると、首の痛みだけでなく、頭痛や歯の破折、顔の歪み(エラ張り)にも繋がってしまいます。
朝起きて「首が痛いな」と感じたら、まずは鏡で「舌のふち」を見てみてください。もし歯型がついていたら、今夜は少しアゴをマッサージしてから休みましょう。
あなたの睡眠が、戦いではなく休息の時間になりますように。
関連記事:
不眠に役立つおすすめグッズ5選|睡眠の質を上げるアイテム総まとめ
逆効果かも?「温める」と「冷やす」の間違いだらけの常識。捻挫・腰痛の正しい対処法
腰が限界な在宅ワーカーへお勧め。格安で導入できる「後付けランバーサポート」


コメント